日本脳神経血管内治療学会 JNET / 脳血管内治療 Journal Home Page ホーム > 編集委員会からのお知らせ
NETがPMC(PubMed Central)に収載され、PubMedでの検索が可能になりました。
収録は14巻1号(2020年1月)以降に発行された論文となります。
PMC:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/journals/4438/
JNET(脳神経血管内治療)は、日本脳神経血管内治療学会の法人化に伴い脳神経血管内治療に関連する最新情報の提供、知識・技術水準の向上、国内外への発信等を目的に、2007年に創刊されました。その後、小宮山雅樹先生、中原一郎先生、吉村 紳一先生の歴代編集委員長のもとで今日まで発展してまいりました。現在、本学会の会員数は4,000名余りに成長し、本誌も編集委員や査読委員の先生方をはじめとした会員の皆様のご尽力のおかげで、投稿数も増加し、電子投稿化され、特に前編集委員長の吉村先生の多大なご努力のもと英文化を達成することができました。
そのような本誌の編集委員長を今年より私が務めることとなり、非常に光栄なことと思います。一方で本誌の設立時より本誌の編集委員として関わらせていただき、初代編集委員長の小宮山先生からの歴代編集委員長のご努力を拝見してきたため、身に余る重責であるとも感じています。しかし、本誌を日本の優れた血管内治療技術や新しい学術的知見などを、国際的により容易に発信することが可能なプラットホームとして確立させるために、職務を全うさせていただく所存であります。
編集委員・査読委員の先生方のご協力をいただきながら、まずはPubMed Central (PMC)への収載を目指したいと考えております。学会員皆さまの論文投稿により本誌の発展は支えられて参りました。今後とも、本誌へのご投稿をぜひともお願い申し上げたく存じます。
2022年1月吉日
清末一路
大分大学医学部附属病院
このたび、機関誌編集委員会では、査読委員の公募を実施することになりました。会員のみなさまには、雑誌の質の向上に、ぜひともご協力をお願いしたいと考えています。学会活動の一環である機関誌のために貢献いただける会員の方の応募をお待ちしています。なお、応募いただきましたら編集委員による審査の結果をもって就任依頼をいたしますので、あらかじめご了承ください。
●応募要件 以下2点の両方を満たしていること。
●応募期限:2019年1月31日(木)
●問合せ・応募連絡先:JNET編集室(株式会社メディカルトリビューン内)
Email: jnet@medical-tribune.co.jp, TEL: 03-6841-4542
日本脳神経血管内治療学会機関誌 編集委員長 吉村 紳一
当学会の英文機関誌「JNET (Journal of Neuroendovascular Therapy)」は、 2017 年より年 12 回発行することとなりました。これは掲載論文が大きく増加したための処 置で、会員の皆様の積極的な論文投稿の結果です。
今後とも JNET にご支援賜りますよう、お願い申し上げます。
2016 年 12 月 JNET 編集委員⻑ 吉村 紳一
本誌は日本脳神経血管内治療学会の学会誌として2007 年に創刊され,小宮山雅樹先生,中原一郎先生のご努力により,成熟して参りました.本誌の購読を楽しみにされていらっしゃる方も多いと考えます.そのような中,本年度より私が編集長を務めることになりました.大変な重責を感じておりますが,精一杯取り組もうと思います.皆様,どうぞよろしくお願い申し上げます.
さて本学会の会員数は3,359 名,専門医981 名(2014 年9 ~ 10 月時点)と,世界最大規模に成長しています.また学会での演題数も多く,本誌に掲載された論文のレベルも高いものです.しかし本学会の世界的な認知度はいまだ高いとは言えません.これは本学会から世界への発信が少ないためではないかと考えています.学会も論文も日本語でしか発表しかなされないため,国内でしか認知されないのです.本学会のアクティビティを考えると,もっと世界に認知されるべきだと感じています.
近年,JNET への投稿数は徐々に増えつつあるものの,日本語論文がほとんどであり,英語論文はごくわずかです.もともとJNET という名前は英文雑誌化を目標として付けられたものですので,その意味では目標を達成できていないと言えます.
そこでこの度,本誌を完全英文化することを目標としました.ただしそれには様々な問題を孕んでいます.日本語を母国語とする我々は当然ながら日本語の論文が最も読みやすく,書きやすいわけです.これは大変基本的ながら重要なことであり,日本の多くの学会誌が日本語論文のみ掲載しているのはこのような理由によると思われます.しかしこのまま日本語論文のみを掲載していては,本学会は世界的に認知されないどころか,ガラパゴス化してしまうのではないかと危惧しています.というのも,ご存じのように最近ではアジア各国からの英語論文が急増しているからです.我々もそろそろ学会を挙げて世界に発信しようではありませんか.
さてここで,現実的な問題があります.英語論文の重要性は分かるものの,多忙を極める臨床医が慣れない英語論文を書くのは時間的に困難です.これまで多くの指導者が英語論文の書き方について出版されていますので,それらを参考にしてコツコツと書くのが王道なのですが,年々多忙さを増す臨床現場では,なかなか出来ることではありません.特に自施設に英語論文の執筆を得意とする指導者がいない場合にはなおさらです.一方,日本語論文であれば自分でも執筆できる方が多いのではないでしょうか.
以上のような背景から,本誌はオンラインジャーナル化して経費節減するとともに,日本語論文を英訳化して出版する方針とします.採択までは日本語でやりとりし,受理した後に英文に翻訳します.当面はオンラインジャーナル化でコストダウンした資金で契約した翻訳者に依頼しますので,英訳は無料です.翻訳された英語論文は本誌がネイティブチェックを行い,執筆者の確認後に英語論文としてJNET に掲載されます.もちろん,元々英語の論文は採択されれば無料で掲載されます.また,当面は日本語論文を残すため「脳神経血管内治療」をオンラインジャーナルとして立ち上げます.一方,従来の紙ベースでの雑誌購読は有料とします.
さて,JNET に英語論文として掲載されてもPubMed で検索されダウンロードされなければ世界的には読まれず,インパクトファクターも付かないので投稿が増えないと考えています.この点については本誌がPMC に収録されればPubMed でも検索されますし,全論文をフリーダウンロードにして世界的に読まれるようにする予定です.そうなればいずれインパクトファクターも付きますし,点数アップのために,あらゆる努力をしていきたいと思います.
さてこのような大きな転換ではありますが,前例がないわけではありません.日本脈管学会,日本血管外科学会,日本静脈学会が合同英文誌を出版しており,本誌と同じメディカルトリビューン社が担当していますので,事務的サポートは十分に得られます.最大の問題は投稿数です.今後は継続的に本学会および編集部から投稿の推薦・依頼を行いますが,脳血管内治療に関する論文はぜひ本誌への投稿をご検討下さい.皆で力を合わせ,世界的な雑誌に育てていきましょう.
本誌の英文化をきっかけに,我が国の先生方が世界に飛躍することを願ってやみません.皆様のご協力をよろしくお願い致します.
2015 年2 月27 日(2016年2月10日一部改変)
吉村紳一
兵庫医科大学脳神経外科学講座
このたび、JNET ジャーナルホームページを開設いたしました。
従来の学会 HP の機関誌のページをバージョンアップし、今後、受理論文の早期公開を含めた電子ジャーナル機能の充実、JNET 創刊以降のプログラム号の掲載による学術総会抄録の閲覧など、より会員の皆様のお役にたてるページにしていきたいと思います。ご意見やご要望がございましたら、JNET 編集室へお寄せ下さい。
JNET 編集委員長 中原一郎
2014年2月3日より、機関誌「脳神経血管内治療(JNET)」の編集室が下記に開設されました。論文の投稿・お問合せは、下記までお願いいたします。
4月よりオンライン投稿・査読システムが稼働予定ですが、それまでは論文投稿は電子メールでJNET編集室までお送りください。
オンライン投稿・査読システムの稼働日が決まりましたら、会員の皆様には別途ご連絡いたします。
2月5日付で投稿規定が改定されました。ご投稿の際には、改定された点に十分ご注意ください。改定された主な内容は、以下のとおりです。
ご不明の点がありましたら、JNET編集室( jnet@medical-tribune.co.jp )までお知らせください。会員の皆様のご投稿をお待ちいたします。
JNET掲載論文の別刷作成を発刊後に希望する者は、JNETの版権を有するNPO法人日本脳神経血管内治療学会(事務局)に依頼してください。
著者、共著者も同じ手続きを要します。
費用は別刷作成費相当額とし、依頼者による差はありません。
なお、JNETは商業誌ではなく特定非営利活動法人の学会誌です。JNET掲載論文の別刷を企業が依頼し配布する場合は、下記の点にご留意ください。
このたび日本脳神経血管内治療学会機関誌編集委員長を拝命いたしましたことを大変光栄に存じます.JNET(脳神経血管内治療)は,本学会の法人化に伴い,定期刊行物としての機関誌が必要となり,2007年に創刊されました.ご周知のように,創刊に伴って初代編集委員長に就任された小宮山雅樹前委員長のご尽力によって本誌は順調に発展して参りました.4年間,副委員長として小宮山先生のご苦労を拝見し,そのご苦労を存じ上げているだけに,責任の重さをひしひしと感じております.
JNETの編集を引き継ぐにあたり,会員の皆様に,より一層のご投稿をぜひともお願い申し上げたく存じます.機関誌にとって皆様方の優れた論文を数多くお寄せいただくことがその発展の源となります.J-STAGEへの収載,電子投稿化,さらに将来的には英文化,Index Medicusへの収載と道のりは遠いですが,すでに2600名余りの会員数を誇る本学会の機関誌に相応しいジャーナルを目指したいと考えております.
一方で,会員の方々のコミュニケーションの場としての役割,特集号や教育記事の掲載,学術総会推薦論文の収載など,検討すべき事項も多々ございます.吉村紳一副委員長をはじめとした編集委員の方々の意見を伺いながら,会員の皆様のお役にたてるよう,微力を尽くして参りたく存じますので,ご支援を賜りますよう,どうぞよろしくお願い申し上げます
Journal of NeuroEndovascular Therapy (JNET) vol. 4 (2010), no. 3の発行をもってJNETの編集長は中原一郎先生に交代となりました.
過去、総会のproceedingsが年1回発行されてきましたが、学会の発展とともに、自身の機関誌を発行するのは自然の流れでしたが、既に多数の英文・和文の関連ジャーナルがあるなかでの、JNETの発行は簡単ではありませんでした.皆様の御協力で、なんとか軌道に乗り始め、近くJ-STAGE(科学技術情報発信・流通総合システム)への掲載などでより論文は引用されやすくなると思います.立ち上げから4年で、まだまだ体制・内容は十分とは言えませんが、自分たちの学会誌を支えるという意味で、皆様の更なる御協力をお願いしたいと思います.
各位
JNET (Journal of NeuroEndovascular Therapy)が創刊し、今年で 4 年になります。NPO 法人日本脳神経血管内治療学会(JSNET)の機関誌としての役割がありますが、その名称 を決めるにあたり、誌名を英語表記とし、また学会名を入れなかったのには、将来の英語 化やより広いエリアの読者も対象に出来る国際化も視野に入れていました。しかし、残念 ながらその投稿数には伸び悩みがあり、活発な発表の場になっていないのが現状です。 忙しい臨床の場で活躍する脳神経血管内治療医が paper production するのは大変なのは分 かるのですが、我々が過去に国内外の学会での発表からだけの知識・技術習得でなく、種々 の専門誌の論文を読んで勉強してきたように、論文発表にはそれなりの役割があると思い ます。JNET では、査読期間もできるだけ短くするように努力されており、また国内誌で はあまり行われていない blind review を行い、施設 bias がないようにしています。 学会の activity の指標にもなる機関誌の充実に、皆様のより活発な論文発表が必要です。皆 様の活発な JNET への投稿を期待しています。
JNETの投稿規定(2007年9月改訂)にありますように、症例報告であっても、要旨と英文抄録ともに、形式は,目的,方法,結果,結論の形式、またはobjective, method, result, conclusionでの形式が必要です.目的,症例,結論の形式でも結構です.
JNET創刊号の症例報告は、最初に作成した投稿規定(2007年5月作成)に則って書かれており、今の投稿規定には沿って書かれていない論文もありましたので、投稿形式の参考にはなりません.また、症例報告の図の数は原則が6個以内で、組み写真が6個という意味ではありません.電子メールでの投稿が原則ですが、全ファイルの大きさを、4Mb以下にして御送りください.
これら、投稿規定を守っていただき、JNETへの活発な投稿を宜しくお願い申し上げます.
古い原著を読むのが私は好きです.著者の考えが時代を超えて、伝わって来る気がします.最近、診察したSturge-Weber syndromeの子供さんについて調べる過程で、LondonのRoyal Free Hospitalの神経内科医William Allen Sturge (1850-1919)の書いた6歳児の症例報告[1]を読みました.彼がこの論文を書いたのが1879年の29歳の時であり、今でも簡単に原著が手に入ります.当時、てんかんを勉強していたSturge青年とこの論文を通して会話できるような気がするのも、彼が残した症例報告のおかげです.このように、あとでreferenceされる論文が書くのが無類の喜びです.
私がはじめて書いた論文が、大学を卒業して8年目の今からちょうど20年前のことです.当時、MR機器が日本にも導入された時期で何か発表をしたいと思いました. Harvardの院生であったRaymond Vahan Damadianが1971年にScienceに書いたT1とT2緩和時間を測定すれば癌が分かると言う有名な論文[2]があり、それに対する脳腫瘍でのnegative dataの論文でしたが、当時のAmerican Journal of Neuroradiologyのeditorに手伝ってもらいながらairmailでのやり取りで、revisionを繰り返したのを今でも覚えています[3].初代のJNETの編集長としてそのような役割をも果たせれば、せめてもの恩返しかと考えております.
Internet時代になり、communicationの手段も変わり、日本と外国との距離を感じない時代になりました.日本では新しいdeviceや塞栓物質が早期に使えない等、諸外国に比べて遅れており、そのことがことさら強調されて来ました.それも事実ですが、硬膜動静脈瘻のpin-point occlusion、動脈瘤塞栓術のdual catheter technique、完全閉塞脳動脈の慢性期再開通などに代表される日本発信の情報も数多くあるように思います.
日本の脳血管内治療のforum的役割と日本から世界に向けての情報発信の礎としてJNETを皆様と一緒に育てていければと思います.JNETを良くするも、悪くするも、皆様のJNETへの情熱、つまり投稿論文にかかっています.駆け出しの機関誌ですが、皆様とともにその役割を果たせるように努力したいと思います.
新機関誌(Journal of Neuroendovascular Therapy:JNET、脳神経血管内治療)の、投稿規定を一部改訂しました。皆さんの積極的な投稿をお願いいたします。
2007年9月5日 JNET編集長 小宮山雅樹 NPO法人日本脳神経血管内治療学会の機関誌(Journal of Neuroendovascular Therapy:JNET、脳神経血管内治療)の創刊に向けて、準備を進めて参りました。編集体制、和文投稿規定、表紙デザインが、5月19日の理事会で承認され決定しました。創刊号は、秋の総会の頃の発行を目指しておりますが、すべての論文は査読を経るため、創刊号への投稿は遅くとも7月末頃までに投稿される必要があります。会員にとって有意義な機関誌になるかどうかは、投稿論文の内容にかかっていると思います。皆様にJNETへの積極的な投稿をお願いしたいと思います。機関誌を盛り上げていくためにも、会員の皆様の御協力を宜しくお願い申し上げます。
投稿規定を御覧ください。
2007年2月16日の理事会 (神戸)で、新しく当学会のofficial journalとして、「脳神経血管内治療」(和名)、「Journal of Neuroendovascular Therapy」 (略:JNET 、英語名) を発刊することが議決され、それに向けて準備が始まります.
現在、編集委員会のメンバーは、小宮山雅樹(編集委員長、大阪市立総合医療センター)、中原一郎(編集副委員長、社会保険小倉記念病院)、吉村紳一(岐阜大学)、清末一路(大分大学)の4名ですが、発刊に向けて編集委員会(追加メンバー)、査読委員、投稿規定、出版社など、近く決定され、当面、年間4巻(1巻は、総会のプログラム号として発行され、Proceedingsではありません)の発行を目指したいと考えています.新学会誌は、和文論文、英文論文の両者で構成される予定です.
本年11月開催予定の総会(神戸)から年1回のProceedings(Interventional Neuroradiologyのsupplement)の発行は無くなり、学会発表の中から推薦論文が選ばれ、新機関誌に投稿依頼が行なわれ、査読後に積極的に掲載していく予定です.
脳神経血管内治療の最新情報の提供、血管内治療医の知識および技術水準の向上、学会員の情報交換、国内外への情報発信などを目的に、出来るだけ有益な学会誌を目指したいと考えています.新機関誌への会員の皆様の積極的な投稿を御願いいたします.